オーナー必見!
賃貸用フローリング・床材の紹介
世の中には様々な種類の床材があり何を選べば良いか迷ってしまうと思います。賃貸物件において最適な床材とは何か?を床材の種類別にメリット・デメリットを含め紹介します!
ウッドフローリング
住宅において現在最も使われている床材です。
賃貸物件でもウッドフローリングを希望する借主が大半です。
無垢のフローリング・複合フローリング・遮音機能がついたクッションフローリングなどウッドフローリングだけでも多くの商材があります。分譲マンションは遮音性が求められるのでクッションフローリングが多く採用されています。
メリット
何と言っても木目のナチュラルな高級感があります。クッションフローリングには遮音性もあり床暖房対応可能なフローリングもあります。
デメリット
塗装はオイル塗装やウレタン塗装があり、それぞれメリット・デメリットがありますが賃貸物件という目線から見るとオイル塗装は汚れ易く、ウレタン塗装も傷が付いたたら補修が大変(素人にはほぼ無理なのでプロに頼むと高くつく)です。ともに塗装なので傷は避けられず徐々に傷や汚れが付いていきます。フローリングの張り替え作業費はとても高くなってしまいます
カーペット
昭和のマンション・アパート物件には多く採用されていて近年でも高級物件の寝室などで採用されています。
メリット
遮音性に優れています。熱伝導率も低いので素足で歩いても冷たく感じません。
デメリット
カーペットは一部屋に対して大きな1枚のカーペットで覆って固定する工法なので、飲み物や食べ物をこぼしたりすると汚れがシミとなって残った場合や家具による凹みやダニが発生した場合など、部屋全体のカーペットを交換しなければならず張り替え費用がかさみます
カーペットをご希望の場合は部分的に交換が可能なタイルカーペットが賃貸物件に適していると思います。予備を保管しておけば簡単に交換ができるので補修費用が少なくすみます。
もう一つのデメリットはダニ・ハウスダストを気にされる方が近年非常に多くなっているので、賃貸物件では人気がないということがあります
クッションフロア
賃貸物件では多く使われている床材です。一見フローリングにも見えるのでフローリングだと思ったらクッションフロアだったという方もいらっしゃると思います。
メリット
材料が安価で張り替え作業も安価。ロール状のビニール製なので防水性がある為、飲み物などをこぼしても直ぐに拭き取れますので汚れにくいという点も大きなメリットです。
デメリット
パッと見は綺麗に見えますが、安っぽさは否めません
ビニール製なので傷に弱く、家具などの跡も付きやすいです。ビニール製なので時間が経つと縮みが生じ継ぎ目が空いてきて剥がれが生じる場合もあります。
長年使える商品ではないので張り替えを前提に採用されると良いと思います。
フロアタイル
塩化ビニル製の硬質タイルで近年の賃貸物件では多く使われている床材です。印刷技術の向上により本物の天然木フローリングと見間違えるほどのフロアタイル が増えてきました。フロアタイル を使用していても図面上でフローリングと記載されている場合があります。
メリット
本物と見紛うほどのデザイン性と傷・汚れに強いです。クッションフロアほど安くはないですが本物のフローリングよりは安価です。
デメリット
薄く熱伝導率が高いので冬場はとても寒く、歩行感もダイレクトに膝・腰に伝わるので素足での住み心地は悪いです。
熱に弱いので床暖房は対応しておらず遮音性もありません。階下への騒音問題などを考えると遮音対策は必須です。
タフ フローリング
【タフフローリング】は弊社商品の中で賃貸物件にオススメのフローリングです。その名の通り傷・汚れに強いタフなフローリングなので直ぐに劣化してしまう事はありません。表面材にメラミン化粧板を採用し、メラミンの耐久性とフローリングの良い所取りをした複合フローリングです。
メリット
耐傷性・防汚性がとても高く、長い間劣化の少ない状態で使用して頂けるのでフローリングの補修費用・張り替え費用が大幅に削減できます。
遮音性のあるクッションフローリング仕様もあり、床暖房にも対応しています。
近年ペットOKの賃貸物件も増えていますが、ペットの引っ掻き傷にも強く、表面の凹凸は滑りにくくなっているので安心してご使用頂けます。
ワックスなどのメンテナンスも不要で日焼けにも強いです。借主が万が一、タバコを落としてしまっても焦げにくい材質なので他の床材に比べて跡が付きにくいです。
デメリット
表情豊かな化粧板ですが、天然木ではないので絶対に天然木でないと嫌だという方には向いていません。
タフ フローリング とは
表情豊かな浮造り(エンボス加工)が施された高圧メラミン化粧板を表面材として採用し、高い耐久性を持つメラミン化粧板と複合フローリングの良い所を組み合わせたデザイン性と機能性を兼ね揃えたハイブリッドなフローリングです。従来のペット用フローリングは塗装を厚くする事で汚れや傷に強いとしてきましたが、ウレタン塗装は爪傷には弱く表面には傷が付く事が多いです。コーティング は上にビニールを被せたように厚い塗膜を貼りますが風合いに欠けてしまいます。このように滑りにくさ・防汚性・耐傷性とデザイン性を兼ね揃える事はとても難しい課題でした。そこで耐久性が求められるテーブルや家具の面材として使われるメラミン化粧板を採用しフローリングとしたのがタフフローリングです。
タフフローリングの詳細は下記ボタンよりご参照ください